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MALUI連携とデジタル知識基盤

デジタル技術は 活字と視聴覚を架橋し、これまで多様な方式で蓄積されてきた文化的記憶を統合的に扱う。こうした技術的可能性にいち早く着目し、新たな記憶のプラット フォームを構築してきたのは、グーグルをはじめとするグローバル企業である。しかし、20世紀の大衆消費社会における文化資源の生産・流通・消費のサイク ルを支えたマスメディア産業に代わり、やがて地球規模で広がる新たな知識循環型社会における文化資源の保存と活用、価値の創造のサイクルを支えていくの は、これまで公共的な文化施設として整備されてきた図書館、博物館・美術館、文書館・資料館、フィルムセンター、番組アーカイブなどの機関と大学、この新 たな体制に適応した文化産業の横断的な連携、すなわちMALUI連携である。この場合、MはMuseum、AはArchives、LはLibrary、U はUniversity、IはIndustryを示す。これらの公共的な文化・知識機関の連携により、いかにした新たなデジタル知識基盤を構築していくこ とができるかについて探究を進めている。


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